保育園の見学を、6園すべてまわり終えました。
いよいよ10月から申込の受付が始まります。わが家が目指しているのは0歳4月入園です。
以前、3園を見終わった時点で見学の記事を書きました。そのとき作ったチェックリストを持って、残りの園もまわったのですが——
6園見終わってみたら、重視する項目がはっきり変わっていました。
何が差になって、何が差にならなかったのか。正直に書きます。
結論:わが家が優先した3つ
先に結論から書きます。6園まわって、最終的にこの順番になりました。
- ① 公立かどうか
- ② 家からの距離・送迎のしやすさ
- ③ 広さ・園庭の有無
見学を始める前、この3つを想定していたかというと——していませんでした。
特に①は、事前のチェックリストに入ってすらいませんでした。まわっていくうちに出てきた基準です。
なぜ「公立かどうか」が1番になったのか
正直に書きます。明確な根拠があるわけではありません。
きっかけは、妻のひとことでした。
「公立のほうが、安心感がある」
何がどう安心なのか、細かく言語化されていたわけではありません。私が推測するに、こういうことだと思います。
- 経営が安定している(閉園などの心配がしにくい)
- 保育の質が、一定に保たれていそう
これはあくまで印象です。私立にも素晴らしい園はたくさんありますし、実際に見学した私立の園も、どこも丁寧に対応してくださいました。公立が優れていると言いたいわけではありません。
「安心感」は、決定の理由になる
ここで大事なことに気づきました。
保活の情報を調べていると、点数、倍率、立地、方針——数字や条件で比較する話ばかりが出てきます。
でも実際に決めるとき、最後にものを言ったのは「安心感」という感覚でした。
そして私は、それでいいと思っています。毎日子どもを預ける場所です。夫婦のどちらかが不安を感じる園を上位にしても、誰も幸せになりません。
片方の「なんとなく安心する」は、じゅうぶんな理由になります。無理に論破しなくていい。
見なくてよかった項目
ここからが、これから見学する人にいちばん役立つ部分だと思います。
事前に準備したチェックリストのうち、6園まわっても差がつかなかった項目です。
- 給食・アレルギー対応
- 延長保育の時間
- 建物の新しさ
- 災害対策
もちろん「聞かなくていい」という意味ではありません。確認すること自体は大事です。ただ、園を比較して順位をつける材料にはならなかったということです。
災害対策について、訂正します
ひとつ、前に書いたことを更新させてください。
3園を見終わった時点の記事で、私は「災害対策への答えには園によって温度差があった」と書きました。海が近い地域なので、そこは大事なポイントだと考えていたからです。
でも、6園まわった今の感想は違います。
どこも、だいたい同じでした。
避難先は決まっているし、訓練もしている。立地による違いはありますが、取り組みの姿勢そのものに大きな差はありませんでした。
3園の時点で「差」に見えていたものは、答え方の丁寧さや、対応してくれた方の違いだったのかもしれません。
これは、見学を重ねる意味そのものだと思いました。比べる数が少ないと、小さな違いが大きな差に見えてしまう。
実際に差が出た項目
逆に、6園まわってはっきり違いが見えたのがこちらです。
- 持ち物(おしりふき・おむつの持ち込み、おむつの持ち帰り、布団のリースなど)
- 広さ
- 独自の教育方針
- 保育士たちの働いている様子
- 行事
- 連絡方法(手帳かアプリか)
持ち物は、毎日のことになる
おむつを持ち帰るのか、園で処分してくれるのか。おしりふきは持ち込みか、園のものを使うのか。布団はリースがあるのか、毎週持ち帰って洗うのか。
これは入園してから毎日、あるいは毎週ずっと続く負担です。パンフレットには書かれていないことが多いので、聞かないと分かりません。
連絡方法が「アプリか手帳か」で変わる
これも見学して初めて意識した項目です。
連絡帳が紙の手帳なのか、アプリなのか。欠席の連絡が電話なのか、アプリで完結するのか。
共働きで毎朝バタバタしている中で、この差は地味に効いてきそうだと感じました。
保育士さんの「働いている様子」
数字にできない項目ですが、これがいちばん見るべきところかもしれません。
子どもへの接し方だけでなく、先生同士のやりとり、表情、余裕があるかどうか。見学の短い時間でも、雰囲気は伝わってきます。
設備は写真で分かります。方針は資料で分かります。でも、そこで働く人の様子だけは、行かないと分かりません。
「0歳児の人数」より「園の広さ」でした
もうひとつ、基準が変わった項目があります。
見学前は「0歳児クラスの人数と、先生の人数」を重視していました。手をかけてもらえるかの目安になると思っていたからです。
でも実際にまわってみると、そこよりも園自体の広さのほうが気になりました。
狭い園と広い園では、子どもが過ごす時間の質が違う気がしたんです。0歳のうちはまだ動き回りませんが、通うのはそのあと何年もです。
人数の比率は書類で分かります。広さの感覚は、立ってみないと分かりません。
6園見て、4園に絞りました
申込書には第5希望まで書けます(※自治体によります)。
ただ、わが家は第4希望までしか書かない予定です。
理由はシンプルで、6園のうち2園は、家から遠かったから。
送り迎えは、毎日、何年も続きます。「入れるなら遠くてもいい」と書いてしまうと、本当にそこに決まったときに苦しくなります。
枠を埋めたい気持ちはあります。でも、希望欄は無理に埋めるものではないと考えました。
残りの順番は、第1希望を選んだときと同じ基準で並べています。公立かどうか、距離、広さ。この3つで一貫させました。
まとめ:3園では足りませんでした
3園を見た時点でも、比較はできているつもりでした。
でも6園まわって、優先順位そのものが変わりました。1番の基準は増え、重要だと思っていた項目は落ちました。
- 差がつかない項目がある(=順位づけの材料にならない)
- 比べる数が少ないと、小さな違いが大きな差に見える
- 書類で分かることと、立ってみないと分からないことがある
- 最後は「安心できるかどうか」で決まる
そして最後に、これは正直に書いておきます。
結局のところ、実際に入ってみないと分かりません。
見学は数十分です。その時間で分かることには限界があります。それでも、行かないよりは圧倒的にましだった——というのが、6園まわった今の実感です。
これから申込です。結果が出たら、また記録します。
※希望順位の数や申込方法、締切は自治体によって異なります。必ずお住まいの市区町村の最新情報を確認してください。


