「妻の妊娠が分かった。でも、夫の自分って何をすればいいの…?」
もしそう思って検索してたどり着いたなら、ちょっと前の私とまったく同じです(笑)。
私は今、30代半ば。妻と相談しながら妊活を進め、数ヶ月後に妊娠が分かりました。
(妊活から妊娠が分かるまでの体験は、こちらの記事にまとめています)
半信半疑のまま産科でエコーを見せてもらうと、画面に本当に小さな小さな赤ちゃんが。その瞬間、自分でも心拍数が上がるのが分かって、思わず涙が出そうになりました(実際は出てないですけどね・笑)。
でも、感動が少し落ち着くと、今度はじわじわこう思うんです。「これから夫として、何をすればいいんだ?」
スマホで調べても、出てくるのはママ向けの情報ばかり。パパ目線で「まず何すべき?」を教えてくれる記事は、びっくりするくらい少ないんですよね。
そこでこの記事では、当時の私が「先に知っておきたかった…!」と思った、“妻の妊娠が分かったら夫がまず最初にやること7つ” を、自分の体験そのままにまとめてみます。
やること① 妻の体調を最優先にする
妊娠初期で最初にやってくるのが、つわりです。
うちの妻は「ひどい方ではない」と言っていましたが、それでも見ている側が辛くなるくらいでした。吐くことはなかったものの、すぐに気持ち悪くなって横になってしまうし、仕事を休む日もありました。
正直に言うと、妊娠前の私は「つわり=吐くもの」くらいの認識しかありませんでした。でも実際は、吐かなくても一日中ぐったりしてしまう、想像以上にしんどいものだったんです。
そこで私が意識したのは、「妻の体に負担をかけないこと」。これまで掃除は苦手だったし、洗濯物も干しっぱなしにしがちだったんですが(反省…)、自分にできることはやろうと決めました。
ただ、ひとつ忘れられない出来事があります。あるとき妻に、「あなたには分からないと思うけど」と言われたんです。
その瞬間は、正直、何も言えませんでした。確かに、つわりの本当のつらさは、経験していない私には分からない。でも、これはホルモンの影響で気持ちが不安定になっているからなんだと受け止めて、言い返さず、ただ妻の話を聞くことに徹しました。
今振り返っても、あのとき言い返さなくてよかったと思っています。妊娠中の妻に必要なのは、正論やアドバイスじゃなくて「ただ気持ちを受け止めてくれる存在」なんだと学んだ出来事でした。
【このやることのポイント】
・つわりは「吐く」だけじゃない。吐かなくてもしんどい
・夫にできるのは、家事を引き受けて体を休ませること
・心が不安定になるのは自然なこと。言い返さず、まず聞く
やること② 家事は「手伝う」より「自分の担当」にする
妊娠が分かってから、私が新しく担当するようにしたのが、
・床掃除
・お風呂掃除
・布団の上げ下ろし(敷く・畳む)
の3つです。
実はこれ、なんとなくで選んだわけではありません。妊婦さんにとって負担が大きいのは、「かがむ」「力む」「中腰になる」といった動作。床掃除やお風呂掃除、重い布団の上げ下ろしは、まさにその代表だからです。
ちなみに、料理・洗い物・ゴミ出し・買い物は、もともと私が日常的にやっていた家事でした。なので「妊娠したから急に動き始めた」というより、「もともとやっていたことに、妻の体に負担がかかる家事を足していった」という感覚に近いです。
ここで大事だなと感じたのが、「手伝う」という言葉。どこか“本来は妻の仕事を、善意でサポートしてあげている”というニュアンスがありますよね。でも、家のことはそもそも二人でやるのが当たり前。だから私は、「手伝う」のではなく「最初から自分の担当の仕事」として考えるようにしました。
「やってあげてる感」が出ないだけで、夫婦の空気はだいぶ穏やかになる気がします。
【このやることのポイント】
・妊婦の負担が大きいのは「かがむ・力む・中腰」の動作
・床掃除・風呂掃除・布団の上げ下ろしは夫がやる
・「手伝う」ではなく「自分の担当」として考える
やること③ 妊娠・出産のことを「一緒に」学ぶ
正直に言うと、私は最初、妊娠や出産の知識がほとんどありませんでした。だからこそ、いろんな人や情報に頼りながら、少しずつ学んでいます。
私がやっているのは、主にこの5つです。
・子どもがいる近所の知人に聞く
・職場で同年代の、子どもがいる同僚に聞く
・妊娠中の同僚に聞く(時期が近いからこそ話が合う)
・ネットやYouTubeで調べる
・妻が使っている妊娠アプリを、たまに一緒に見る
やってみて感じたのは、「実際に経験した人に聞く」のがいちばん生きた情報になるということ。ネットやYouTubeは便利ですが、情報が多すぎて何が正しいのか分からなくなることもあります。その点、近所の知人や同僚の「うちはこうだったよ」というリアルな実体験は、不安なことも驚くほど軽くしてくれます。
そして個人的におすすめなのが、妻が使っている妊娠アプリを一緒に見ることです。最近のアプリは「今週で赤ちゃんはこれくらいの大きさ」といったことが毎週分かります。これを一緒に見ると、妊娠の経過を“二人ごと”として実感できるんです。
【このやることのポイント】
・経験者の生の声がいちばん安心できる
・近所の知人、子持ち・妊娠中の同僚は貴重な情報源
・妻の妊娠アプリを一緒に見ると、経過を二人で共有できる
やること④ 産院は一緒に選び、検診もできるだけ付き添う
産院選びも、夫婦で取り組みたい大事なポイントです。
私の場合、近所の子どもがいる知人や、大学時代の友人で産婦人科医をしている人に相談しました。重視したのは「評判」と「アクセス(通いやすさ)」の2つ。妊婦健診は何度も通うので、通いやすさは想像以上に大事でした。
検診は、土曜日のときは私も付き添ってエコーを一緒に見られました。平日で行けない日もありましたが、「行ける日はできるだけ付き添う」くらいの気持ちで続けています。
ちなみにわが家は、最初に通った産院が分娩の取り扱いを終了することになり、別の病院へ移るという予想外の出来事もありました。住んでいる地域によっては出産できる病院が限られることもあるので、「どこで産むのか」は早めに確認しておくのがおすすめです。
【このやることのポイント】
・産院選びは「評判」と「アクセス」が軸
・経験者や、いれば医療職の知人に相談すると安心
・検診は行ける日だけでも付き添うと経過を共有できる
・地域によっては分娩できる病院が限られる。早めの確認を
やること⑤ お金の見通しを立てる
子どもを迎えるうえで避けて通れないのが、お金の話です。私はここは、かなり本腰を入れて取り組みました。
主にやったのは、次の3つ。
・出産費用や、出産・育児でもらえる公的・自治体の助成金を調べる
・養育費・教育費を見据えて、家計を見直す
・万一に備えて、生命保険(収入保障保険)を検討する
情報源はネットやYouTube。中でも、お金の勉強で有名な「リベ大(リベラルアーツ大学)」の動画が参考になりました。家計簿をもとに収支を計算し、「子どもが生まれると、これからどれくらいお金が必要になるのか」を数字で把握できたのは大きかったです。
お金の不安は、「なんとなく怖い」ままにせず、数字で把握すると驚くほど軽くなります。
それぞれの詳しい中身は、別記事で書いていく予定です。
→出産でもらえるお金・助成金まとめ
→子育て世帯の家計管理のやり方
→収入保障保険の選び方(FWD・オリックス生命を比較)
【このやることのポイント】
・出産費用や助成金は早めに調べておく
・養育費・教育費を見据えて家計を見直す
・万一に備えて生命保険(収入保障保険)も検討
・お金の不安は「数字で把握する」と軽くなる
やること⑥ 妻が安心できる接し方と、二人の時間を大切に
妊娠中は、体の変化だけでなく、気持ちも揺れやすくなります。だから私は、妻が安心して過ごせるように、いくつか意識していることがあります。
・頼まれたことは後回しにせず、すぐやる
・友人や家族にも、妻を気にかけてもらえるよう声をかけておく
・土日はなるべく予定を入れず、ゆっくり過ごせるようにする
・できるだけ家で食事をする
特に「頼まれたことをすぐやる」は、地味ですが効果が大きいと感じます。「あとでやるね」を積み重ねないだけで、妻の安心感はずいぶん変わる気がします。
そしてもう一つ大切にしているのが、「今しかない二人の時間」です。
・一緒に散歩をして、運動不足にならないようにする
・子どもが生まれてからは行きにくい場所(映画館など)に、今のうちに行っておく
・夫婦二人で過ごす時間そのものを大事にする
子どもが生まれたら、生活はどうしても赤ちゃん中心になります。だからこそ、妊娠中の“二人だけの時間”は、後から振り返るときっと貴重なものになるはずです。
【このやることのポイント】
・「頼まれたことはすぐやる」だけで妻の安心感が変わる
・周囲にも協力をお願いし、土日はゆっくり過ごす
・散歩などで一緒に体を動かし、気分転換にも
・生まれる前の“二人の時間”を意識して大切にする
やること⑦ 職場への報告と、育休の準備
最後は、仕事まわりの準備です。
【報告のタイミング】
私はまず、妊娠が分かってすぐ上司に報告しました。安定期に入るまでは何があるか分からず、急に休む可能性もあると考えたからです。仲の良い同僚や友人にはその後しばらくして、その他の人には安定期(妊娠3ヶ月)を過ぎてから伝えました。「上司には早めに、その他は安定期以降」——この順番が、自分にはしっくりきています。
【育休は6ヶ月取る予定】
私は育休を6ヶ月取る予定です。理由は、産後3ヶ月ごろまでは赤ちゃんが3時間おきに起きるので妻からも一緒に取ってほしいと言われたこと、そして残りの3ヶ月は単純に私自身が赤ちゃんと過ごしたいからです。
「なぜ6ヶ月か」には、お金の理由もあります。育休中にもらえる育児休業給付金は、休業開始から6ヶ月までは給料の約67%ですが、6ヶ月を超えると約50%に下がります。わが家は67%なら家計を維持できますが、50%だと厳しい。だから6ヶ月で復帰すると決めました。これも、日ごろから夫婦で家計管理をしていたおかげで判断できたことです。
仕事の引き継ぎも、6月に入ってから少しずつ始めています。
【このやることのポイント】
・上司への報告は早めに。周囲は安定期以降でOK
・育休は期間と理由を夫婦で話し合う
・育休手当は6ヶ月までが約67%、以降は約50%。家計から逆算を
・引き継ぎは早めに始めると安心
まとめ:完璧じゃなくていい。一緒に親になっていこう
妻の妊娠が分かってから、私がやってきた「最初の7つ」を振り返ってみました。
- 妻の体調を最優先にする
- 家事は「手伝う」より「自分の担当」にする
- 妊娠・出産のことを一緒に学ぶ
- 産院は一緒に選び、検診もできるだけ付き添う
- お金の見通しを立てる
- 妻が安心できる接し方と、二人の時間を大切に
- 職場への報告と、育休の準備
こうして並べると立派に見えるかもしれませんが、私自身、最初から完璧にできたわけではありません。「あなたには分からない」と言われて、何も返せなかった日もありました。
でも、大事なのは完璧にこなすことじゃなくて、「一緒に親になっていこう」とする姿勢なんだと思います。パパにできることは、思っているよりたくさんあります。この記事が、同じように「何をすればいいんだろう」と悩む誰かの、ちょっとした道しるべになればうれしいです。
これからも、出産・育児のリアルを等身大で記録していきます。一緒に頑張りましょう。

コメント