「保活って、いつから動けばいいの?」
子どもが生まれる前から、ずっと引っかかっていた疑問です。
調べてみて分かったのは、シンプルな事実でした。4月入園の募集は、前年の10月ごろから始まる。
つまり、それまでに候補の園を見学し終えていないと、中身を知らないまま希望を書くことになります。
わが家は0歳4月入園を目指していて、現在3園の見学を終えたところです。今回は見学の予約の取り方から、実際に何を見て何を聞いているかまでを記録します。
わが家の保活の状況
まず、どんな状況で動いているかを書いておきます。
- 近所で通えそうな候補は6園
- うち3園の見学が終了(6月に2園、9月に1園)
- 9月中に残り3園をまわる予定
- 申込書には第5希望まで書ける(※自治体によります)
最初の2園は、まだ子どもが生まれる前の6月に行きました。妻のお腹が大きい状態での見学です。
正直、当時は「気が早いかな」と思っていました。でも今になって、あのとき動いておいて本当によかったと思っています。
生まれてからの生活は、想像以上に時間が読めません。授乳、寝かしつけ、通院。そこに見学の予定を何件も差し込むのは、けっこうな負担です。
見学の予約は、どうやって取るか
ここでつまずく人が多いと思うので、実際の流れを書きます。
まず市役所で資料をもらう
スタートは市役所で配布されている資料でした。市内の保育園が一覧になっていて、場所・定員・受け入れ年齢などが載っています。
ネットで調べるより、まずこれを手に入れるのが早いです。どの園が候補になり得るか、ここで全体像がつかめます。
あとは保育園に直接電話する
資料を見て候補を絞ったら、各園に直接電話します。市役所を通す必要はありませんでした。
ここで一つ、行ってみて分かったことがあります。
- 私立の園:個別に対応してくれることが多い。日程の融通がききやすい
- 公立など規模の大きい園:見学日が指定されていて、グループでまとめて案内されることが多い
グループ見学は日時が決まっているので、その日を逃すと次がいつになるか分かりません。ここは早めに電話して押さえておくべきポイントでした。
見学で見ていること・聞いていること
何も決めずに行くと、案内されるまま終わって「なんとなくいい感じだった」しか残りません。
そこで、毎回同じ項目をチェックするようにしています。同じ物差しで見れば、あとから比較できるからです。
- 園の雰囲気、先生の様子
- 教室の広さ、清潔さ
- 園庭の有無/園庭がない場合、散歩に行く場所はどこか
- 行事の有無と内容
- 持ち物(おむつの持ち帰りはあるか、布団はリースか持参か)
- 延長保育の時間
- 給食・アレルギー対応
- 0歳児クラスの人数と、先生の人数
- 地震・津波などの災害対策
この中で、実際に効いてきたのが「持ち物」と「0歳児クラスの人数」でした。
おむつの持ち帰りがあるかどうかは、毎日の負担が変わります。布団がリースか持参かも同じです。これは園のパンフレットには書いていないことが多く、聞かないと分かりません。
0歳児クラスの人数と先生の人数は、どれくらい手をかけてもらえるかの目安になります。これも実際に聞いてみないと出てこない情報でした。
実際に行くと「園によって全然違う」
3園まわって、いちばん実感したのはこれです。
資料で見ていたときは、どこも同じに見えていました。でも実際に足を運ぶと、まったく違います。
① 建物の新しさ・立地
これは行けばすぐ分かります。新しくて明るい園もあれば、歴史のある園もある。立地も、駅から近い・坂の上・住宅街の中と、それぞれです。
毎日の送り迎えを想像しながら見ると、地図上の距離だけでは分からないことが見えてきます。
② 園庭があるか、ないか
園庭のある園とない園で、日々の過ごし方が変わります。
園庭がない園は、代わりに近くの公園まで散歩に行きます。そこで必ず聞くようにしているのが、「どこへ散歩に行くんですか?」という質問です。行き先を聞くと、その園がどんな環境で過ごしているかが具体的に見えてきます。
③ 先生の雰囲気・声のかけ方
そして、これがいちばん大きかったです。
子どもへの声のかけ方、表情、こちらへの説明の仕方。数字にはできない部分ですが、確実に違いがあります。
設備は写真で分かります。でも先生の雰囲気だけは、行かないと絶対に分かりません。見学に行く価値は、ここに集約されている気がします。
海が近い地域なら、災害対策も聞いておきたい
わが家は鎌倉に住んでいます。海が近い分、地震・津波の対策は必ず聞くようにしています。
聞いてみると、どの園も津波のときの避難先が決まっていて、定期的に避難訓練をしているとのことでした。ここは安心できる部分です。
一方で、園の立地によって状況が違うのも事実でした。高台にある園と、低い場所にある園。当然、避難の考え方は変わってきます。
そして正直に書くと、この質問への答えには、園によって温度差がありました。
どこが良い・悪いという話ではありません。ただ、具体的にどこへどう避難するかを、すぐに答えられるかどうか——そこに違いがあったのは事実です。
- 津波・洪水のときの避難先はどこか(具体的な場所)
- そこまでどうやって移動するか(0歳児を何人、どう運ぶのか)
- 避難訓練の頻度
- 保護者への連絡方法と引き取りの手順
これから見学に行く人へ
3園をまわった時点で、伝えたいことは4つです。
- ① とにかく早めに動く。4月入園の募集は前年10月ごろから。それまでに候補園の見学を終えておく
- ② 実際に行かないと分からないことが多い。資料だけでは判断できない
- ③ 聞きたいことをメモして行く。その場では絶対に思い出せない
- ④ 何園もまわると、比較できるようになる。1園目では基準がないので分からない
特に④は、実感しています。1園目は「へえ、こんな感じか」で終わりました。2園目、3園目と重ねるうちに、ようやく「ここはこの園のほうがいいな」と比べられるようになってきました。
逆に言うと、1園だけ見て決めるのは、かなり難しいということです。
まとめ:募集開始は、意外とすぐ来る
保活で一番つまずきやすいのは、「動き出すタイミング」だと思います。
生まれたばかりの赤ちゃんを見ていると、保育園なんてまだ先の話に感じます。でも、4月入園の募集は前年10月。逆算すると、動く時間はそれほど残っていません。
わが家はまだ途中です。残り3園をまわったら、6園を比較して分かったことをあらためて記録します。
※募集の時期や希望順位の数、申込の方法は自治体によって違います。お住まいの市区町村の最新情報を必ず確認してください。


