妊娠が分かって、ようやく「ここで産もう」と思える産科を見つけた。ところが初診のとき、思いがけないことを告げられました。
「この産院、もうすぐ分娩を取りやめるんです」――。
この記事では、最初に選んだ産院が分娩終了になり、出産は別の病院ですることになった、私たち夫婦のリアルな体験を記録します。住んでいる地域によっては、決して他人事ではないかもしれません。
初診で告げられた「分娩、もうすぐ終わります」
妊娠を確かめるために受診した産科。その初診のとき、看護師さんから思いがけないことを聞かされました。「この産院は2026年3月で、分娩の取り扱いを終了するんです」と。
正直、驚きました。評判もアクセスも良くて、せっかく「いい産科を見つけた」と思っていたのに……という気持ちでした。
鎌倉市で分娩できる病院は、1か所だけだった
さらに驚いたのが、鎌倉市内で分娩できる病院は、今や1か所しかないということ。
産科の経営が大変だという話は、なんとなく聞いたことがありました。でも、こうして自分ごととして「産科が減っている」現実に直面すると、想像以上に深刻なんだなと体感しました。選択肢がない以上、「仕方ない」と受け止めるしかありませんでした。
健診・検査・分娩で、病院を使い分けることに
とはいえ、すぐにすべてが変わるわけではありませんでした。私たちの場合は、こんなふうに病院を使い分けることになりました。
- 基本的な妊婦健診(ふだんの診察):初診した産科で
- 大事な検査:分娩予定の病院で
- 出産の2か月前から〜分娩:分娩予定の病院で
最初は少し戸惑いましたが、「ふだんは近くの産科、節目と本番は分娩する病院」と整理できれば、そんなに難しくはありませんでした。
分娩予定の病院は、大きな総合病院だった
分娩することになったのは、鎌倉市内で唯一分娩ができる、大きな総合病院でした。
実際に行ってみて感じたのは、まず落ち着いた雰囲気。産科が他の科とは完全に別フロアになっていて、ゆったり過ごせる空間でした。
そして、総合病院ならではの安心感。もし出産時に何かあっても、すぐに他科と連携できる体制があるというのは、いざというときの心強さがあります。
立ち会い出産も、この病院でする予定です。最初は不安もありましたが、今は「ここで産めるなら安心だな」と思えています。
この経験から、これから産院を探す人へ
正直、最初は「人に伝えられるような教訓なんてあるかな?」と思いました。でも振り返ると、知っておいてよかったと思うことが、いくつかあります。
- 「その産院で“分娩まで”できるか」を、早めに確認する(健診はできても、分娩はできないケースがある)
- 住んでいる地域に、分娩できる病院がいくつあるか調べておく(意外と少ない地域もある)
- 健診と分娩で、病院が分かれることもあると知っておく
産科が減っている今、「近くで普通に産める」とは限らない時代になっているのかもしれません。だからこそ、早めに動いて、夫婦で情報を集めておくと安心だと思います。
まとめ:結果的に「ここで産めてよかった」
最初に選んだ産院が分娩終了になる――正直、想定していなかった出来事でした。でも、分娩する総合病院は落ち着いていて安心感があり、結果的には「ここで産めてよかった」と思えています。
もし同じように産院のことで悩んでいる人がいたら、「焦らなくて大丈夫。ちゃんと産める場所は見つかる」と伝えたいです。私たちも、ここから出産本番に向けて、準備を進めていきます。

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